ホームページを作る上で重要な要素に「ドメイン」というものがあります。
この記事ではドメインについて解説していきます
ドメインとは
ドメインとはホームページやメールアドレスの住所に当たる文字です。ホームページやメールアドレスの場所を特定するために使用します。
Yahoo(PC版サイト)の場合
DMM.com(スマホ版サイト)の場合
わかりやすいドメイン名をつけることで、お客様からの信頼につながる一面も持っています。
なぜドメインが必要なのか?
もともとサーバーはIPアドレスという番号で管理されています。例えば 192.168.19.34 とかです。
しかし、番号で表現していては人間の記憶に残りにくく、煩雑になってしまいます。
そこで番号と「文字」紐付けて、コンピュータ側で読み替えを行ってもらうことで、ひと目で分かるような仕組みができました。
ドメインのco.jpとか.comとか.incって何?
ドメインはインターネット上の住所という説明を冒頭でしました。住所にも「東京都」「江東区」のように都道府県の大きなくくりがあり、市区町村のくくりがあり、番地のように細かくなっていきます。
ドメインも住所の都道府県同様に大きなくくりとして、トップレベルドメインというものがあります。
「.jp」や「.com」「.org」「.inc」などがトップレベルドメインに当たります。
トップレベルドメインはその種類によってサーバーがある国を判断したり、目的(商用やNPOなど)を判断することができます。
トップレベルドメインの一例を以下に表示します。
詳細はWikipedia「トップレベルドメイン一覧」をご参照ください
トップレベルドメイン | 目的 | Notes |
.com | 商用(commercial) | 一般に開かれたドメインである。どんな個人や団体でも登録することを許される。当初は営利目的の企業体による使用を目的としていたが、いくつかの理由で、ドメイン名の中の「主な」TLDとなり、現在では非営利的団体・学校・個人などを含む様々な実体によって使われている。サイバースクワッティングの防止のため、申請者がドメイン名登録しようとしている名前に関する正当な権利を証明できない場合、ドメイン名登録ができないことがある。.comドメインは、当初はアメリカ国防総省が管理していた。 |
.org | 団体(organization) | 一般に開かれたドメインである。どんな個人や団体でも登録することを許される。当初は非営利団体による使用を目的としており、今でも主として非営利団体によって使われる。 |
.net | ネットワークインフラ(network) | 一般に開かれたドメインである。どんな個人や団体でも登録することを許される。当初は、コンピュータの分散ネットワークを指すドメインやウェブサイトの入口の働きをする「アンブレラ」サイトによる使用を目的としていた。 |
.gov | アメリカ合衆国連邦政府 | .gov ドメインは、アメリカ合衆国の政府機関および州・郡・地方自治体機関に利用が限定されている。 |
.jp | 日本国 | 日本に住所を有する団体、組織、個人などに限る。 |
ドメインのどの部分を自分で決められるのか?
トップレベルドメインを自作するのは非常に手間がかかるので、基本的にはトップレベルドメインを選択して、その前の部分(下記画像の赤い部分)を指定します。
この部分にはいくつか制約がありますので気になる方はご確認ください。
【ドメイン】ドメイン登録に制約はある?(登録文字列、登録名義、利用目的など)- お名前.com
どこで購入するのか?更新の方法は?
ドメインを購入する際はすでに一括で購入・管理している団体から購入します。
更新はこのページ内で行います。ほとんどがクレジットカード決済などで購入・更新します。
ドメインを購入できるページ・業者をいくつかあげます。
お名前.com:https://www.onamae.com/
ムームードメイン:https://muumuu-domain.com/domain/search
さくらインターネット:https://domain.sakura.ad.jp/
まとめ
いかがだったでしょうか。ドメインについての基本的な部分を一通り解説したつもりです。他にも質問等あればお問合せよりご連絡ください。